2019年 07月 12日
新5年生のみのメンバーとなり、嶋田監督を迎えた新体制Bチームが始動して早くも3ヵ月が経過しました。 新Bチームとしてこれまで戦った公式戦は、5月12日と18日に行われた市民体育大会を皮切りに、5月末の夏の大会、そして6月末の上武建設杯(旧理事長杯)です。 この3ヵ月、選手たちは目標を高く持ち、厳しい練習に耐えて大きなレベルアップを遂げてきています。ある程度ポジションも固定し、より実践的な練習を取り入れ、サインの徹底など、試合で力を発揮できるチームになりつつあります。 その練習の成果も徐々に現れてきて、市民体育大会は惜しくも準優勝でしたが、夏の大会と上武建設杯では晴れて優勝を飾ることができました。 いつもお茶当番や応援にご協力いただいている保護者の皆さま、ありがとうございます。 今後も選手たちの成長を見守り、サポートしていただけますよう、ご協力よろしくお願いします。 ========================================================= ◎夏の大会 1回戦 生駒ドラゴンズ 8-1 クラブライオンズ 準決勝 生駒ドラゴンズ 13-2 生駒東少年野球クラブ 決勝 生駒ドラゴンズ 6-4 あすか野ファイターズ 1回戦、準決勝と順調に勝ち進み、迎えた決勝の対戦チームは何度も苦杯を喫したあすか野ファイターズ。選手たちにはきっと苦手意識があっただろうと思います。実際、先行しながら土壇場で追いつかれるという試合展開で、何度ももうダメだとあきらめてしまいそうになる中、強い気持ちを失わずに勝ち切ることができました。 これまで何度も決勝戦には進んでいたものの、準優勝止まりで悔しい思いをしてきましたが、遂に優勝することができました。優勝した瞬間には選手全員が喜びを爆発させ、みんなでうれしい大泣きの優勝でした。 ![]() ![]() 決勝詳細 生D 3 0 1 0 2 | 6 あF 2 0 0 2 0 | 4 1回表の攻撃、1、2番のキッペイ、ハルトが連続ヒットで出塁、ランナーを進めたところでユウマのセンターフライでハルトが3塁タッチアップ、幸先よく先制しました。その後、相手のフォアボールなどもあり、この回3点を奪います。 1回裏、先発はユウマ。ボール先行の苦しい立ち上がりでランナーを溜めてしまったところでヒットを打たれ、いきなり2点を失います。その後も2連続フォアボールを出してしまい、ハルトと交代となりました。 ノーアウト満塁の苦しい場面での登板となったハルトですが、1人目の打者をピッチャーホームゲッツーに仕留め、続く2人目の打者も抑える素晴らしいピッチングでこの回を切り抜けます。 続く2回表、ヒットで出塁したユウスケとキッペイが2、3塁にいるチャンスでしたが、ハルトが打ったショートライナーで2塁を飛び出していたキッペイがアウト。その隙にホームを狙ったユウスケがホームでアウトとなってしまい、なんとトリプルプレーでチャンスが一気に潰れてしまいます。 嫌な流れで迎えた2回裏でしたが、ハルトが安定したピッチングで無失点に抑え、流れを食い止めてくれました。 その後、3回表にレンやユウマのヒットで1点の追加点を奪い、3回裏の攻撃も3者凡退に抑え、このまま行けるかと思っていたところでしたが、4回裏、ここまで好投してきたハルトが乱れ始めます。 フォアボールやエラーで2点を失い、一気に同点に追いつかれ、なおもノーアウト2、3塁。これ以上得点を許すと即サヨナラ負けの絶体絶命のピンチに陥りました。ここでこの試合、先発でワンアウトも取れずに交代したユウマを再びマウンドに送ります。 するとユウマは1回とは打って変わったピッチングで後続打者を三振、ピッチャーゴロ、キャッチャーフライに抑えました。キャッチャーフライは落としていたらサヨナラ負けになるところでしたが、リントがギリギリのダイビングキャッチ、気持ちでつかんだアウトでした。 この時点で時間切れとなっていたため、未体験のタイブレークに突入です。 まずは5回表の攻撃、キッペイとハルトを3、2塁に置いてのスタート。内野安打や相手のエラーにも助けられて2点を奪って終わります。 そして最後の5回裏の守備、相手チームは4番から始まる好打順でしたが、三振、キャッチャーフライ、ピッチャーフライの三者凡退に打ち取りゲームセット。 長く苦しい戦いが終わり、何とか優勝することができました。 優勝はしましたが、まだまだミスも多く、本当に紙一重で負けていてもおかしくない、喜びとともに課題も浮かび上がった一戦でした。 ========================================================= ◎上武建設杯 1回戦 生駒ドラゴンズ 6-0 あすか野ファイターズC 2回戦 生駒ドラゴンズ 19-0 壱分Jrシャインスターズ 準決勝 生駒ドラゴンズ 8-0 鹿ノ台バンビーズ 決勝 生駒ドラゴンズ 3-1 あすか野ファイターズ 上武建設杯は今回が第1回大会で、大会前から「記念すべき第1回大会を優勝して、まっさらな優勝旗にドラゴンズの名前を刻もう」と2大会連続優勝を目指していました。 実際に、夏の大会で優勝して他のチームから目標とされるプレッシャーの中、選手たちはいかんなく実力を発揮し、見事に優勝することができました。 決勝の試合直前には、登板予定だったハルトが負傷して一時はどうなることかと思いましたが、決勝ではミスもほとんどなく、引き締まった素晴らしい試合を見せてくれました。 ![]() ![]() あF 0 0 0 1 0 | 1 生D 0 0 2 1 X | 3 1回表、先発は準決勝を3回無失点と好投したユウマ。1番をレフトフライ、2番をショートゴロ、3番をレフトフライとたった5球で3者凡退に抑えました。ただし、レフトフライ2つは良い当たりで飛ばされたところ、どちらの打球もカイトが安定した守備を見せてくれました。この試合、今まで課題となっていた外野の守備に成長が見られました。 その後、両チームともヒットで出たランナーを帰すことができない展開が続き、0対0のまま2回を終えます。 3回表、規定回数を投げたユウマに代わり、タクマがマウンドに上がります。 先頭打者をエラーで出塁させ、次のバッターに良い当たりをライトに飛ばされましたが、イサミのナイスキャッチに救われました。 その後は打者2人をファールフライで打ち取り、この回も0点で抑えます。 3回裏、キッペイ、ハルト、レンがフォアボールやエラーで出塁し、ユウマのライト前ヒットで2点を先制。一気に畳み掛けたいところでしたが、後が続かずに2者残塁でこの回を終わりました。 4回表、先頭打者にフォアボールを許し、次の打者には打ち取った当たりながら、センターを抜けるスリーベースを打たれ、とうとう1点を許し、なおもランナー3塁。 このままズルズル行きそうな展開でしたが、集中力が切れることはなく、後続をしっかり抑えました。 4回裏にも1点を追加して3対1とし、最終回5回の守備に入ります。最終回は、試合直前に負傷したハルトにマウンドを託しました。 ケガの影響を心配しましたが、サードゴロ、サードフライ、三振に切って取るナイスピッチングで試合終了。見事に優勝することができました。 この試合、前回の優勝とは違い、ミスらしいミスもほとんどなく、サインもきっちり理解し、選手全員の着実な成長を感じることができました。 これから追われる立場になり、難しい試合が増えることも予想されますが、他チーム以上の成長を選手達に期待したいと思います。 #
by ikodora150
| 2019-07-12 20:04
| Bチーム
2019年 03月 02日
2019.02.24 卒団式 いよいよこの日がやってまいりました。 私が監督として初めてチームを持たせていただき3年が経ちました。 彼らとはともに試合に勝って喜び、負けて悔しい思いをたくさんしてきました。 Bチームの時はゲンキ、マルたちのおかげで優勝も経験し悔しさよりも喜びの多い一年でしたが、その後はなかなか勝つことが出来ず悔しい思いをし野球、勝負の厳しさを味わったと思います。 4年生の時は、Bチームとして基本的な練習が中心となりあまり面白くなかったと思います。野球より遊びの方が楽しい選手が多かったのでいかに野球の興味を持たせるか考える日々だったのを思い出します。 5年生になると一勝することの難しさと自分たちが6年生に比べて力不足であることを痛感し、優勝した自信が揺らいだことだと思います。 その中で全員が一つの目標に向かって練習に励み、力の差を縮めることは少し出来たと思いますが、まだまだ自分のプレーに必死でした。 この一年で野球の難しさと考える野球を学んだと思います。 6年生になるとイコドラでの最後の一年になりますので優勝という目標に向かい練習し、今までの課題を克服して成長はしていましたが、 試合ではミスから敗戦となる大会が続き自ら自滅し悔しい思いをたくさんしてきました。ただ、その敗戦中には私の采配ミスにより負けてしまった試合もありました。 今までは指導者が優勝の目標を決めていましたが、レギュラーチーム最後の大会の「秋の大会」は選手たちが自ら優勝を目標にした大会でした。 この大会では全員が一つの目標に向かい生き生きとした顔で野球を楽しみ、プレーをしてくれたのでミスがなく最高の試合をして優勝することが出来ました。あの時の選手、保護者の方たちの笑顔と喜びの涙は今でも忘れることの出来ない私の宝物となっております。 今日、彼らは生駒ドラゴンズを卒団し新たなステージがスタートします。中学生になってもこのメンバーはかけがえのない仲間です。この仲間と一緒に試合で勝って喜び、負けて悔しく涙した時間を共有したことは忘れないでください。 これから中学で野球を続けて欲しい気持ちはありますが野球以外のスポーツでも構わないので必ずスポーツは続けてください。 三年間、中川代表をはじめ寺井さん、安部監督、川本監督、陣内監督、各チームの指導者の皆様にはご迷惑をお掛けしましたが沢山ご協力いただきありがとうございました。 そして、6年生の保護者の皆様、Aチームの時に帯同してくださった安部さん、上田さん、木村さん、濱田さんにはお忙しい中グランド取り、お茶当番等でお世話になりありがとうございました。 彼らがこのユニホームを着て全員が揃うことは今日が最後になります。 一名は受験にため途中で退部しましたが私の中では本日の卒団生は10名です。 最後に監督としての仕事、優勝した選手たちのスタメンを発表しますので大きな声で返事してください。 1、キャッチャー ナツキ 2、ショート タカリョウ 3、サード キャプテン コウスケ 4、ファースト カナリュウ 5、セカンド ケイタ 6、センター セイヤ 7、ピッチャー シマリョウ 8、ライト ナツ 9、レフト ツヅ 10、DH スギリュウ ![]() 以上が本日卒団する10名です。 また、時間があれば後輩のために練習に遊びに来てください。 卒団、おめでとう! (卒団式 監督挨拶より) ![]() ![]() #
by ikodora150
| 2019-03-02 21:09
| 6年生チーム
2019年 02月 26日
寒い冬の間も、休む事も少なく皆で乗り越えてきた。グラウンドでは技術的な事を地道に叩き込み、お互いに切磋琢磨してきた。 そして心の一致団結も幾つかの方法でチーム力を磨き上げてきた。 先週は、練習試合を行っていただいた後、日も暮れかけギリギリからの合宿を行った。 冬の最後の総仕上げである。 そして風呂もバラバラに入る事なく15人全員で揃って向かい、揃ってでてきていた。 チームビルディングのワークショップには、選手たちは時間厳守で自ら用意して待ち構えていた。 ワークショップでは個々が考えている事を共有でき、普段グラウンドでの一瞬のプレーのコミュニケーションでは察する事も難しい事を理解し合えた。 今ではバットスイングも笑ってしまうような初めての頃の練習試合。 あどけない表情で試合をしていたが、今はグランドでは成長した姿を見せてくれている。 負けている最終回・ツーアウト満塁・最後の場面を想定して、一試合・一瞬のプレーを戦う準備はできているだろうか? <<ハイライト>> ・ニシシュウ 野球を誰よりも愛する選手。週末の練習試合では、押されている雰囲気にありながら、チームの雰囲気を一気に引き寄せるプレーが引き立った。 なんとしてでもセーフを取り、ランナーとして出る気迫を皆に見せた。 技や力は、人一倍の努力と何としてでも点を取る気力を皆に見せた。 チームの中で主軸の選手。技術力は低学年の頃からずば抜けている。 試合では気迫のホームスライディングを見せ、彼の技術が与えるチームへの影響力は大きい。 さて、最終回ツーアウト満塁、いつでもこの時に結果を出すだけの気持ちを高めて週末に挑もう。 君たちなら、あとは深呼吸して思いっきり試合・野球を楽しもう。 #
by ikodora150
| 2019-02-26 20:13
| Aチーム
2019年 01月 13日
新しい年が始まった。 そして最後の年が始まった。 新たにメンバーも加わり15名という恵まれたチーム体勢で挑む。 氏神様へ参拝に上がり、その後はランニングでグランドまで戻る。一つ一つがルーティーンではなく、各選手からは徐々に想いが垣間見られる。 午前はグランド練習、午後は室内でワークショップ。 心技体、グランドでは技を磨き競い合う時間が中心になるが、チームワークのスポーツである野球。 このチームのカラーを選手たち始め、監督・コーチにもココロで共通認識できるように時間を共有した。 心技体、それぞれがバランス良く共鳴して個人の力を発揮する。 そして15名のココロとワザとカラダが共鳴して、この集まった子供達の集大成になる。 監督はじめ指導者たち、小学1年生から彼らと一緒に練習も食事も会話もしてきました。 その過ごしてきた時間が他のチームとはまた異なるチームカラーとなっています。 寒い冬場の練習が続きます。 努力の過程で故障をしてしまう事もあります。 焦らず、遠回りでも、心技体。 保護者の皆様。いつもご協力とサポートありがとうございます。 そして、本年もよろしくお願い致します。 『夢に描いた世界はいつも 思うほど簡単じゃなくて こぶし握って積み上げた日々はたからものにかわるさ 溢れる夢は無限大 大切な仲間』 #
by ikodora150
| 2019-01-13 14:40
| Aチーム
2018年 12月 16日
新チーム体制での秋の大きな大会は消化し、冬仕込みで体と頭を鍛えるシーズンを迎える。 その前に練習試合を連日実施させていただけた週末であった。 選手たちからは、ポジション取りの為に必死になってきている空気を感じられるようになってきており、良い緊張感が感じられる。 捕手としてポジションチャレンジをし、開花しだしてきている選手。 バッティング強化に重点を置き、スイングに対するイメージを十分に高め、自分のものにした選手。 待機時間が長い外野手、頭の中でシミュレートしていたように打球を捉えるとランナーの動きの先を刺す選手。 ガツガツ前に出なくとも、アシストに全身全霊で取り組む選手。 彼らの開花が、今後チームコラボレーションを更に推進させることになる。 そして密に彼らの活躍の上を行くことを狙う選手も垣間見られる。 これまで皆、J或はBチームからインプットしてきた事を残りの1年弱でアウトプットに変えようと必死になっている。 <ハイライト> ・タイセイ 捕手として投手の良いパートナーに成長する姿が目立ってきている。 リード組み立ての試行錯誤、投手への声掛けといった献身な姿勢でチームの空気にピリッとしたものを与えだしている。 ・ヒイロ 指導者からのアドバイスを、本人なりの理解に咀嚼しようとする姿勢。 この数試合でダイヤモンド外に彼の計算に近いイメージで着実に持っていける自信が、彼の守備にも良い結果が出ている。 ・セナ ライトからのカバーと同時に、ランナーの次の動きを正確に予測していた。 それによりホーム交錯プレーを阻止した。 またバッティングでもセカンド強襲を放った。 ・タクト ランナー2塁に足のある選手を置いた場面で犠牲バントを確実に決めた。ランナーは3塁を回り、ホームでの交錯プレーとなり、結果的には好守備に阻まれた。 本人は、もう少しライン際にボールを転がし守備を引き付ける事ができれば、確実に点が取れるランナーだったと反省していたが、好バントであった事は周りの皆が認めている。 チームの為に取り組む姿勢に、チームプレイの素晴らしさを改めて教えて貰った。 彼らの頑張りが結果に出ているのは、彼らの強い思いがあるから。 最終学年で、どれだけ成長した彼らを見せたくれるか、観客を魅了するプレーとして自己表現をしてくれるか楽しみである。 彼らの頑張りは彼らだけでは成り立たないのもスポーツやチームプレイを通じて感じているのではないでしょうか。 チームメイト、監督、コーチ、保護者の皆様のサポートも形になりつつあります。 残された時間は、実質残り3/4年である。
#
by ikodora150
| 2018-12-16 20:03
| Aチーム
|
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